top of page

医学の進歩

himawarisendai
2023年8月20日
読了時間: 3分

更新日:7月28日


 医学の進歩によって、以前の常識が変わってきています。


 よく知られていることとして、「運動中は水を飲まない」は、現在では全く逆で、脱水症状にならないようにするため、「運動中も水分を摂取する」に変わっています。突き指も引っ張ることはNGです。学生時代、部活で突き指をして、引っ張った経験がある人もいると思いますが、指の靱帯、腱の断裂、骨折などが隠れている場合もあり、引っ張ると悪化します。


 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの疾患は、以前は成人病と言われ、年を取ると病気になると考えられていました。しかし、これも誤りで、主な病気の原因は加齢ではなく、生活習慣が原因と厚労省が改めました。日本人の死因1位はがん、2位は心疾患、3位は老衰、4位は脳血管疾患で、老衰を除きこれらは生活習慣病です。因みに5位は肺炎、6位は誤嚥性肺炎です。年が原因で病気になるのではなく、原因があるから病気になるのです。


 軽度の擦り傷、切り傷にはバイ菌が入らないようにと消毒薬を塗布していました。傷口も乾燥させていました。しかし、これも消毒薬を付けたり乾燥させると治りが遅くなるので、水道水でキレイに洗って、傷口も乾燥させない(生きている細胞を死滅させない)方が良いに変わっています。


 寝付きが良いのは健康のあかしと思われていましたが、睡眠時間が長すぎるのは、睡眠不足(=睡眠負債)が隠れている可能性があります。その原因としては睡眠時無呼吸症候群などが考えられます。怠け者だから、もっと頑張れと言われた人は「うつ病」「自律神経不全(起立性調節障害など)」「過眠症(ナルコレプシー)」「適用障害」などの場合もあります。うかつに頑張れと言わない方がよいです。やる気がでないのも睡眠不足や投薬などの影響もあります。


 他にも、盲腸は不要なもの、切っても問題ないと言われていました。しかし、盲腸からも重要な物質(免疫機能、腸内細菌の制御)が分泌されていることが分かり、切除後は健康に気をつけなければなりません。体に無駄なものはありません。


 また、都市伝説として、運動すると疲労物質の乳酸がたまると言うものもあります。これは全くの誤りであり、乳酸は疲労物質ではありません。筋肉のエネルギー不足を補うために生成される有益な物質です。悪者ではありません。

 

 人の記憶は都合の良いように上書きされる場合があります。「私は言った」「俺は聞いていない」といった論争は不毛です。100%確実な記憶力を有している人はいません。前提や条件、言葉の概念が異なっているのに気づかず論争しているのは本当に不毛です。


 例えば、「物価」と「価格」は違います。物価は個々の商品価格全体の平均値でインフレ何%という場合に使います。米価格が上がっていても物価は上がっていない場合があります。近視眼的に値上がりしている米価格だけを捉えて、物価が上がっていると言うのは誤っています。

 また、故障と不良も違います。故障には時間の概念が含まれていますが、不良には含まれていません。故障率の単位は「%/時間」や「FIT」で、不良率の単位は「%」です。

 さらに、複雑骨折。こんな骨折はありません。医療関係者は使いません。交通事故などで粉々に骨が砕けたイメージだと思われますが、医学的には粉砕骨折や複数骨折と言います。



 
 
 

コメント


bottom of page